【お宮参り】 日本の魔除けのおまじない

お香にまつわるお話
 

椎名まさえです

 

先日、孫のお宮参りをしました。

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お宮参りの日はすごく暖かくて良い天気。

赤坂の日枝神社にいきました。

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ということで

今日はお宮参りの話をします。

 

お宮参りの意味をいろいろ調べていたら
お宮参りって・・・

すごい!魔除け!!!

だということがわかりました!

まず

  「背守り」

 

これは祝着の後ろに
飾り縫いを施す風習。

 

 

古来より人の霊魂は背中に宿っていて、
着物の背筋にある縫い目は
「目」の役割を担い、
忍び寄る魔を祓って身を守ってくれる
信じられてきました。

 

でも・・・
お宮参りの祝着は小さいので、
一つ身といって
背中に縫い目がありません。

 

だから・・
背中から魔が入るのを防ぐために、
おまじないで

背縫いをして魔除け
にしたようです。

 

 

それから

背中で結んだ紐に、
お守り袋や扇子、鈴などを
紐に通してつけます。

※写真はスタジオ アリスさんより

 

私もこれを掛け着の後ろに結んであげました。

 

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訶梨勒(かりろく)というお香

お香と結びが合わさると、
かなり強力です!

 

結びについて

「結び」の語源は日本神話からきていて
「結び」という言葉のルーツは、
日本神話に出てくる「産霊」
(ムスヒ・ムスビ)といわれています。


古来の日本では
万物に神が宿ると考えられていましたので
結び目にも神の心が宿っていると
考えられていました。

 

今回、訶梨勒(かりろく)は
鈴の柄ですが

鈴は、神様に呼びかけて
祈りや願いを届けることを意味します。

 

そして古来より、鈴の音は
魔物などを追い払い、
神や縁起のよいものを
引き寄せる力があると
信じられてきました。

 

 

お宮参りで
日本の魔除けの風習や
神様とのつながりを
あらためて学ぶ機会となりました。

 

理玖ちゃんは
ほとんど寝てました(^^♪

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今日もありがとうございました。

 

 

 

 

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