お香と薬玉でおまじない

お香にまつわるお話

魂に栄養を与える香りの習慣

ひふみお香アカデミー

椎名まさえです。

 

 

お香と薬玉で お・ま・じ・な・い

 

もうすぐ七夕。

皆さん、どんなお願い事をしますか?

 

昔は、

この季節に「薬玉」(くすだま)を作り、

柱に掛けて、厄除けをしたそうです。

 

 

 

ちょうど梅雨ですから、

蒸し暑さで食べ物がいたみやすくなり、

お腹をこわす人が多かったために

「薬玉」でおまじないをしたのです。

 

 

 

 

おまじないとは

神仏や神秘的なものの力を借りて、

願いを実現させようとすることです。

 

 

 

「薬玉」の中味は・・・

お香の原料でもある漢方生薬でした。

空気を清め、病の伝染を防ぐとされていたのです。

 

部屋の柱に掛け、病が全快すると

必要がなくなるので、割って終わり!

これがおまじないです。

 

 

実は、

七夕飾り、運動会、

開店祝いのクス玉、

大きな工事や橋梁の開通式に割るクス玉も、

ここからきています。

 

 

安全祈願や祈願成就が込められています。

 

 

 

徳川家康のお香好きは
有名な話ですが

家康も、お香で大きな匂い袋を作り、

柱などに掛けて使っていたそうです。

いったい何のおまじないだったのでしょうか・

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