お線香は天国への携帯電話

お香のある生活

魂に栄養を与える香りの習慣
ひふみお香アカデミー
椎名まさえです。

 

 

お線香は天国への携帯電話

 

 

銀座にあるお香のお店「香十」の顧問

稲坂良弘さんの本の中の一部をご紹介します。

 

日本のお線香で有名なのは、

『毎日香』『青雲』

このお線香は日本香堂が製造販売しています。

 

当時、日本香堂の社長が

お得意先の方々と北海道に行った時の話です。

 

社長は、一番前の席で
バスガイドさんと話をしていました。

 

相手が日本香堂の社長だと知り、

バスガイドさんが、こう言ったそうです。

「私は、毎朝毎晩、青雲を焚いています。」

 

このバスガイドさんは、

3年前に結婚したのですが、

事故でご主人を亡くしてしまいました。

 

仕事で旅に出ることが多かったので、

ご主人とは、すれ違いが多い生活でした。

 

ご主人とのコミュニケーションは、

もっぱら携帯電話だったそうです。

 

その携帯電話を残して、

ご主人は天国に旅立ってしまった・・・

 

悲しみの中で、バスガイドさんは、

天国のご主人とつながる方法を見つけました。

 

それがお線香でした。

 

毎朝、仕事に行く前に

1本のお線香を仏壇にあげます。

 

細く立ち上がるお線香の煙を見ながら

いろいろな話をするそうです。

 

そして、家に帰ると、お線香をあげながら、

今日の出来事を報告するのです。

 

「私にとってお線香は携帯電話です。」

 

バスガイドさんは、

笑顔でそう言ったそうです。

 

 

お香が、仏教と共に日本に伝わった時、

その香りと煙は、

天と仏と人を結んでくれるものでした。

 

お香を焚きながら、

仏様に悩みや苦しみを伝えると、

答えを教えてくれる・・・

気づかせてくれる・・・

 

 

お香の香りに包まれると

なぜか素直な自分に戻れるから不思議です。

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