お香を日本に伝えたお坊さん「鑑真和上」
ひふみお香アカデミー
椎名まさえです。
先日、奈良県にある唐招提寺に行ってきました。
唐招提寺と言えば・・・
この方!
学生時代に歴史の教科書にも
載っていた
「鑑真和上」
鑑真和上は
お香の調合法やお香の材料、
漢方の処方を
日本に伝えたお坊さん。
唐招提寺のその奥には
鑑真さんのお墓もあります。
お香を学ぶと、この唐招提寺は
ワクワクの開運お香スポット!
一緒に行った生徒さんたち
奈良に行ったら
絶対に!行かれてくださいね~
唐招提寺のお土産「鑑真香」
そして!今日おすすめしたいのが
唐招提寺のお土産
まずはお線香
その名も
「鑑真香」
中はこんな感じ
このお線香は
鑑真和上が日本に初めて持ち込んだ
香木、漢方薬と調合法の
書物をもとに作られたお線香。
沈香、甘松香、竜脳
青木香、桂皮、白壇を中心に調合し
さらに!
天然水で練り上げられているそうです。
さっそく、家に帰ってきて焚きました。
古の趣深い残り香は
ご先祖様が泣いて喜びそうな香りでした。
魔除け効果があるハート型の宝扇
それから、こんなのも
買ってきましたよ。
宝扇
ハート型の宝扇は、
あらゆる苦悩から救ってくださる千手観音と、
どんな穢れも除いてくださる烏須沙摩明王の
御真言が梵字で印刷されています。
これは病魔退散や魔除けの
ご利益があるといわれています。
また、農家の人々が
宝扇を田んぼに差しておくと害虫除け!
さらに!豊穣を意味し
子宝・安産の護符になるという
まさに宝の扇です。
そして・・・こんなお話もあります。
鎌倉時代の唐招提寺中興の祖
大悲菩薩覚盛(だいひぼさつ・かくじょう)上人が、
修行中に蚊にさされているのを見て、
それを叩こうとした弟子に、
「自分の血を与えるのも菩薩行である」と
おっしゃって戒めたという故事があります。
その徳をたたえ、
「せめて団扇で蚊を払って差し上げよう」と、
上人が亡くなられたときに法華寺の尼僧が
ハート型うちわを供えたことが始まりです。
~唐招提寺のサイトより~
鑑真香のお線香焚きながら
この宝扇で風を起こせば
お線香の匂いが
風にのって部屋の隅々に行き渡ります。
鑑真さんがいたおかげで
私もこうして毎日!
楽しすぎるほど!
お香のある生活を送れています。
あらためて鑑真さん
ありがとうございます♡