家康もビックリ！イケメン武将のお香の香り

私は、普段テレビはほとんど見ませんが・・・
これだけは見てます。

木村長門守重成のお香の話

木村長門守重成は
戦国きってのイケメン武将。

豊臣方の木村重成は、
井伊隊の安藤重勝（あんどうしげかつ）に
討ち取られ生涯を閉じたのですが・・・

死後の首点検で、
徳川家康の前に差し出された
その首からは、
「お香」の香りがして、
並みいる武将を感嘆させたそうです。

その絵がこれ！

東京都立図書館デジタルアーカイブより

討ち取られた木村重成の首を、
検分する徳川家康

首・・・
わかりますか・・・

あ・・・再度、家康をじっくり眺めると・・・
家康は、扇を持っています。

なんだか扇を
あおいでいるようにも見えますね。

じつは、この首実検の際に、
家康はあるコトに気付くんです。

それが、「匂い」

なんと木村重成の髪には
炷かれた香の香りだけがして
血なまぐさい匂いなど
一切しなかったと言います。

今まで多数の首実検を行ってきた家康でしたが
さすがにこれには驚き！！！

お香を炷く武士の心は
木村重成の死で
語り継がれることになりました。