ひふみお香アカデミー
椎名まさえです。
古来より香りの強いものは、
お部屋に吊るしたり
身に着けたりすることで、
魔除けや厄除けとされてきました。
魔除けや厄除けのお香として、
訶子(かし)の実を入れた
訶梨勒(かりろく)は、
室町時代から床飾り、茶室飾り、
柱などに掛けたりして使用されていました。
訶子(かし)の実
そして、訶梨勒(かりろく)は
結びが特徴です。
結びといえば・・・
「結び」のひとつでもある
花結びの始まりには、
茶道が深く関わっていました。
写真は梅結び
戦国時代の茶の湯の席で、
戦国武将が恐れたのは、
茶に毒を盛られること!!!
そこで、武将に仕えた茶人たちは、
茶入れ袋の結びに仕掛けをしました。
簡単にほどくことができない
「封じ結び」
写真はNHK「美の壺」より
命を守るために生み出された
「封じ結び」は、
江戸時代に入り、
天下泰平の世になると、
「花結び」として、
袋の結びの美しさを
競い合うようになります。
お香の香りと「結び」の美を
融合した厄除けのお香は
受講生にも大変人気の高いお香です♡
お香を学ぶことで
日本の歴史に
どんどんハマっていきますよ~
今日もありがとうございました。