椎名まさえです。
今回は、福島県いわき市で開催されている
「古代エジプト展」に
行ってきましたので、
その魅力と謎に迫る!
取材レポートをお伝えします。
題して、
古代エジプト展のミイラの謎と魅力
古代エジプトは、
その豊かな文化や
建築だけでなく、
ミイラと呼ばれる保存技術が
あったのです
ミイラは、
死者の肉体を永遠に保つことで、
魂が再来することを信じる
古代エジプト人の死生観の一端を
垣間見る貴重なものです。
写真左は猫のミイラ
古代エジプト人は、
死後の世界が生前と同様に
快適で幸せな場所であると
信じていました。
この信仰は、ミイラに
香りを用いることでも
表現されています。
例えば、シナモンや白檀、ミルラなど
たくさんの香料が使われていたようです。
なぜなら・・・
香りは、死後の世界への架け橋であり、
魂の安らぎを約束するものと
されていたからです。
写真は人型木棺
クローズアップして見てみると
山犬頭の神「アヌビス」が
ミイラに香油を塗っているところです。
山犬頭の神「アヌビス」
古代エジプトのミイラは
多くの香料や香油が使われていたため
中世のヨーロッパでは
様々な病気に効果がある薬とも
言われていました。
そのため、エジプトでは
ミイラの盗賊が後を絶たず
貴重な香料が使われていた
王族のミイラはかなり高値で
取引されていたそうです。
フランスの王様の中には
どこへ行く時も
常備薬として持ち歩いていた方も
おられました。
ミイラって・・・
すごいわ!!!
この展示では、
古代エジプトの文化や
死生観に触れるだけでなく、
実際にミイラも見ることができます。
少女のミイラも展示されていました。
(写真撮影はNGでした)
他にも、数々の貴重な展示品がいっぱい!
手に小さな香入れを持ち
お香を捧げているのが
わかりますか?
上の方にある〇は
太陽神ラーを表現したもの
展示品は全部で200件
ピラミッドに関する最新の調査も
公開されています!
とにかく今回、
古代エジプトの神秘に触れて
私はますます!
古代エジプトのお香「キフィ」の
魅力を伝えたくなりました。
だってね・・・
キフィって16種類もの材料を使って
つくる最高の香りのお香なんです♡
いわき市の古代エジプト展は
福島県いわき市立美術館で
8月20日まで開催です!
行ってみてね~