伝統と美しさの融合!心に安らぎを与えてくれる「和ろうそく」の魅力

お香にまつわるお話

ひふみお香アカデミー

椎名まさえです。

 

もうすぐ8月のお盆です。

お盆にお線香をあげますが
お線香には、

自分の身とその場を清める

仏さまに良い香りを捧げる

という意味があります。

 

そして、仏壇やお墓参りで
お線香をあげるときには、
ろうそくに火を灯します。

 

この ろうそくには
とても大事な役目があります。

 

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日本において、
ろうそくの歴史はとても古く、
天照大神を祀っていた
太陽信仰の頃からと言われています。

 

当時は、電気が無かったため、
儀式を行う際には、
暗闇を明るく照らすために
ろうそくが使われていました。

 

ろうそくには暗闇を照らし、
邪気を払い、
周囲を浄化し、
幸福を運んでくる力があると
信じられていたのです。

 

では、なぜ・・・

お仏壇にお線香を供える時に
ろうそくを灯してから
お線香を焚くのでしょうか・・

 

仏具に、三具足(みつぐそく)という
3つの大切なものがあります。

 

香・花・灯

香は「香炉」

花は「花瓶」

灯は「ろうそく立て」

 

三具足の中の「灯」である
ろうそく立てには
当然、ろうそくの火が灯されますが

これが

あの世とこの世との架け橋の役目

を果たしてくれます。

 

他にも、

ろうそくの灯りがあることで
ご先祖様が道に迷うことなく、
現世に帰って来られるようにとか、

 

私たちの今の姿を、
ご先祖様によく見てもらう

という意味もあります。

 

いかがですか~

 

お仏壇にお線香を供える時には

ぜひ、

ろうそくに火を灯してから
お線香を焚いてくださいね。

 

こちらの写真の和ろうそくは
石川県七尾市の
高澤ろうそく店さんのもの。

受講生にいただきました。

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高澤ろうそく店の和ろうそくは
和ろうそく製造
国内シェア1位だそうです。
 
 
和ろうそくの原料は
ハゼの実ロウ
米糠
ヤシ
菜種
漆の実ロウが主原料。
 
 
※通常の洋ろうそくは、
動物油や石油が主原料が多いとのこと。
 
 
こちらの和ろうそくの特徴として
芯に空洞をつくり
空気の通りをよくする工夫がされていて
それが大きな炎となり
消えにくく、煤(すす)も出にくいとのことです。
 
和そうそくの炎を見ているだけでも
心が癒されそうですね(^^♪
 
私のひふみお香アカデミーの
プロモーションビデオにも
こちらの和ろうそくを
使わせていただきました。
 
 
動画の最初と最後に和ろうそくを
灯しています。
見てね♪


ひふみお香アカデミー

プロモーションビデオ

 
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鮮やかな手描きの絵もとっても印象的!
これは、花がない寒い冬でも
花の代用として仏壇が寂しくならないように
可愛い花柄が描かれているということです。

 

☆高澤ろうそく店さんは、
能登半島地震でお店が崩壊・・・
現在、仮店舗で営業されているそうです。
090-4689-1319
石川県七尾市一本杉37

 

気になる方は
検索してみてください♡

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