お香のたき方(やり方)をマスターしてお香のある生活を楽しもう!

お香のある生活
いろいろなお香を楽しみたいけど、初めての方はやり方が分からなくて戸惑ってしまいますよね。ですが、お香のたき方(やり方)はそんなに難しくありません!それぞれのお香の特徴を理解してたき方を覚えれば、お香のある、より豊かな生活を楽しめますよ。

線香だけじゃない!お香の3タイプ

 
お香には様々なタイプがあります。いろいろなお香を楽しみたいけど、初めての方はやり方が分からなくて戸惑ってしまいますよね。
 
使い方が良く分からない・・・
お香のやり方を知りたい・・・
どうやって楽しめばいいんだろう・・・
 
 
ですが、お香のたき方(やり方)はそんなに難しくありません!それぞれのお香の特徴を理解してたき方を覚えれば、お香のある、より豊かな生活を楽しめますよ。
 
 
お香は大きく3タイプに分けられます。
 
 

直接火を付けるタイプ

直接火をつけて香りを楽しむお香の代表は「線香(せんこう)」で、香りのバリエーションも豊富です。香りだけでなく、お香の煙のゆらぎからもリラックス効果を得ることができます。
 
 
線香には主に、スティック型、コーン型、渦巻き型の3種類があります。
 
 
スティック型:棒状の線香で最も種類が豊富です。
コーン型:短時間で強く香りを届けるので、急な来客時などにおすすめ。また灰が散らかりにくいのも特徴です。
渦巻き型:玄関先など長時間香りを持続させたい時、広い空間に香りを広げたい時におすすめです。
 
 
 
 

あたためて香るタイプ

 
あたためて香るお香は、火を使わずにあたためることで香りを楽しむタイプです。練香、印香、香木があります。
 
 
練香:粉末状の香料を丸薬状に練り固めたお香のことです。
印香:粉末にした香料を型で押し固めたもので、いろいろな形や色を楽しめます。
香木:天然の香りを持つ木材のことで、白檀や沈香、伽羅を指します。広義には、樹木より採れる香料全般を指します。
 

 
 
 

常温で香るタイプ

 
常温で香るお香は、揮発性の高い香料を細かく刻んだり、微粉末を使用したお香です。そのまま使えて、常温で香りを楽しむことができます。
 
 
匂香(匂い袋):箪笥やかばんに忍ばせて移り香を楽しみます。
塗香(ずこう):手の甲や首すじ、髪などに直接塗って体温で香る和のフレグランス。お清めの意味でも使われます。
 
 
 
 

香立てで焚くやり方

 
香立ては、お香を立てるための道具で、灰が不要なため一番手軽に始めやすいのも魅力です。線香の美しい立ち姿や煙のゆらぎを楽しむことができます。
いろいろなデザインを楽しみやすいです。香皿は家庭にある陶器のお皿なども代用できます。
 
 
やり方:
 
  1. 火を付ける: 線香の先端を火で燃やし、しばらく燃えるのを待ちます。
  2. 火を消す: 火がしっかり燃えたら、線香をまっすぐに持ち、下にすっと引くと火が消えます。
  3. 香炉に立てる:香炉の灰に線香をさします。
 
 
 

香炉でたくやり方

 
香炉は、直接火を付けるタイプのお香とあたためて香るタイプの両方に使えます。後片付けが必要ないのでお手入れが楽という点も魅力です。
香炉でお香をたくには灰が必要で、香炉の7-8分目まで灰を入れて使います。
 
やり方①直接火を付けるタイプ:
 
  1. ふたを開ける: 香炉にふたがある場合は開けて使います。
  2. 火を付ける: 線香の先端を火で燃やし、しばらく燃えるのを待ちます。
  3. 火を消す: 火がしっかり燃えたら、線香をまっすぐに持ち、下にすっと引くと火が消えます。
  4. 香立てに立てる: 線香を香立ての挿し穴に立てます。
 

 
 
 
やり方②あたためて香るタイプ:
 (香炉の他に香炭(こうたん)が必要になります。)
 
  1. ふたを開ける: 香炉にふたがある場合は開けて使います。
  2. 香炭に火をつける: ライターで香炭に火を付けます。
  3. 灰をあたためる: 香炭を灰に置きあたためます。
  4. 香を置く: 香炭の周りに練香や印香をおきます。

 

 
 
いかがでしたか?これらのやり方を覚えて、お香のある生活を楽しんでくださいね。お香の世界に足を踏み入れることで、より豊かな日常が送れるでしょう。初めての方でも分かりやすいように解説してみましたので、ぜひお試しください。

売られているお香だけでなく、ご自身でもお香を作る事ができます。興味がある方は、下の「お香の教科書」を読んでみてくださいね!

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